東京都ナースプラザ事業として、中学生・高校生・社会人を対象に毎年夏休み期間を利用し『1日看護体験学習』を実施しています。当院でも、‘将来看護師を目指したい’という高校生に看護を知る機会が少しでも提供できればという考えのもと、実習を受入れています。
今年は、子供のころから‘看護師になりたい’と思い、その夢に向かっている高校3年生1名が体験学習に参加されました。
4時間という限られた時間のなかで、患者体験・血圧測定、清潔ケアなどを体験しました。また、体験の一つに「患者体験」として治療食塩分6gの摂食体験を取り入れ食べていただきました。
1日看護体験実習により、次のような感想をいただきました。
「この体験を通して、今まで以上に看護師になりたいという思いが強くなりました。
大学にいき、たくさんのことを学び、今度は看護師としてまた病院に来たいです。」
体験者の高校3年生は、看護師の白いユニホームを着用し、髪もしっかりきれいにアップして体験にのぞみました。緊張のなかにも、明るくステキな笑顔が印象的でした。そのステキな笑顔に私たちも元気をいただきました。「看護師になりたい!」という夢に向かって頑張っている姿は微笑ましく、また今回の体験によりその想いを高めることができたことは、何よりもうれしいことです。
私たちも、看護の素晴らしさを再確認することができました。
今後も地域貢献の一つとして、この事業に協力し将来の看護師を応援していきたいと考えます。
平成26年8月4日
看護部長 藤野 恭子
まずは、手洗い講習!
手洗いは院内感染予防対策の基本!
清潔ケア 手浴体験
はじめての体験… ケアする優しい手