頭痛専門外来
頭痛専門外来
頭痛の原因は多岐にわたります。 ここでご紹介しているものは、CT・MRI・採血などで異常が見られず、一般に「心配 はいりません」とされる頭痛の中でも、頻度の高い代表的なタイプです。 実際には、頭痛学会の分類で「心配ない」とされる頭痛だけでも 4グループ・90種類に及びます。 それぞれで、効果の高い治療法や薬物以外の対処法は大きく異なります。 また、更年期障害や薬剤の使用状況など、一見すると脳と関連がなさそうな要因が頭痛の背景に存在するケースも少なくありません。 脳出血・脳腫瘍など一部の疾患を除けば、頭痛の診断に画像検査が必須というわけではありません。 診断で最も重要なのは「問診」です。 生活習慣、お仕事、生理に関すること、不安やストレスなど、幅広くお伺いする必要があります。 プライベートな内容に踏み込む場合もあり、驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、診断精度を高めるために重要な情報です。 繰り返す頭痛に対しては、まず「正しい知識」を持つことが治療の第一歩です。 中には、鎮痛薬の使用により悪化してしまうタイプの頭痛もあります。 このページをご覧の方の中には、長引く頭痛にお悩みの方も多いと思います。 ご自身の頭痛の特徴を理解し、適切な対応がとれるよう、お力になれれば幸いです。
担当医よりご挨拶
「検査では異常がありません。心配のない頭痛ですね。」 このように言われ、診察がすぐに終了してしまった—— そのようなご経験をお持ちの方は少なくありません。 しかし、「心配のない頭痛」とは一体何でしょうか。 実のところ、この言葉は “患者さんにとって” ではなく、医師側から見た評価 にすぎない場合があります。 命に関わる疾患ではないと分かっただけで、患者さんが抱える不安や生活への支障まで十分に踏み込めていないこともあり得ます。 私自身も以前、特殊な片頭痛を見逃し、十分な対応ができなかった経験があります。 この経験から、頭痛診療において何より重要なのは 正確な診断 であることを強く認識しました。 診断が明確であれば、 ● 今後起こりうる症状 ● 有効と考えられる治療・対策 について、根拠をもってご説明できます。 一方で、慢性頭痛の中には、一度の診察や検査だけでは診断がつかない場合もあります。 そのため当院では、 ● 考えられる原因を整理し、今後注意すべき症状をご案内しながら経過をみていく ● 患者さんご自身にも頭痛の傾向を振り返っていただき、「原因や悪化のきっかけを共に探っていく」 という方針で診療を行っています。
受診をご検討の方へ
当外来は混雑が予想されます。 お待ち時間をできるだけ少なくするため、病院代表までお電話いただき、事前にご予約をお取りいただくことをおすすめいたします。
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